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兄の気持ち、弟知らず?!

2008-10-08 Wed 01:59
以前ブログでもやっていた、中学受験の問題紹介です。
興味のある方はどうぞ!
今回紹介するのは、あさのあつこさんの小説「バッテリー」からです。
バッテリー (角川文庫)バッテリー (角川文庫)
(2003/12)
あさの あつこ

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映画化・ドラマ化もされた有名な作品なので、
読んだことのある方も多いのでは…?
ちなみに私は小説で読み始めて、ちょっと挫折しました
マンガや入試問題で見て、何とか読破することができましたが。
主人公・巧に感情移入できるかどうかがカギだと思います。
こういう中学生っているとは思うんですよ。
実際に子どもと接していると、大人が思うより大人びている。
だからこそ、自分自身をもてあましてしまうし、
大人に対して拒否感を持ったりする。
でもそれを一人の少年として造形化してしまうと、
ちょっとリアリティがないなぁと思う部分もあります。
巧はカッコよすぎる!なので共感は出来ないんです
NHKのドラマで中山優馬くんが巧を演じた時、
最初は「私の巧のイメージと違う~!」と思いました。
でも回を重ねるごとに納得。
目力がある美少年が演じるぐらいが巧はちょうどいいのかも…。

この「バッテリー」、中学入試の問題で沢山使われています。
今回ご紹介するのは、暁星中の平成16年度の問題。
野球が得意な巧に憧れ、弟の青波も野球を始めます。
でも青波は体が弱く、母は野球をすることに反対しました。
母は巧に、青波へ野球を辞めさせるよう説得します。
ですが巧は聞き入れず、母に叩かれてしまうのです。
傷ついて神社の裏に向かった巧が見たのは、
楽しく野球をする青波の姿。
「ぼくは兄ちゃんみたいになりたいんじゃなくて
自分の野球がしたい」
そう言われて、巧は息がつまる気がします。
…この時の巧の気持ちが問題になっています。
テスト的に私が作った解答は
『それまでは青波が野球をするのは、
自分に憧れ、母から逃げるためだと思っていた。
しかし青波が自分の意志で野球をしたいのだと
言ったことにより、青波の成長に驚く。
そして自分も母と同じく、青波の本当の気持ちに
気づいていなかったことに愕然とする気持ち』
…という感じでしょうか。
「うわぁ~!小学生がこれを書けるの~?!」と
御思いの方もいるかと思います。
それが、ある程度の形とセオリーをふまえると書けるのです…。
おそらく私の授業を真面目に聞いて、
セオリーを守ってくれる生徒さんは書けると思います。
でも、この文章の意味をわかっているかは
疑問ではありますが…。
そして、わかっていない文章を
わかっているかのように書ける技術を習得させてしまう
自分自身に悩むこともしばしばです。
まぁそれについては、また別の機会に…。
そして文章に書かれていることから推察できるのは
ここまでで、これがだいたいの答えだと思います。
よく「国語に答えはないのでは?」と言われますが、
「文章に書かれている内容から気持ちを推察する」と
いう意味では、答えはやはりあるのです。

でも、読書の読みは違います。
読書は、どんな解釈をしようと自由ですからね!
読書的に読むと、この箇所に対しての私の気持ちは違います。
巧は、物事の本質を素直に突いた青波に腹を立てたのだと思うのです。
あまり巧には共感できない私ですが、
青波に対しての複雑な気持ちについては共感できる気がします。
自分にも妹がいるからだと思うのです。
年下の兄弟は一番身近なライバル的存在。
かわいいと思いつつ、負けたくない気持ちもあります。
年上だから負けてはいけないと思うと、意地を張ってしまう。
そういう気持ちを弟妹は察しているのかいないのか、
うまく修正してくるんですよね。
兄弟がいると、自分と対峙し、人を本気で憎いと思ったり
愛しいと思ったりする経験が早いうちからできます。
兄弟とはとても大切な存在なのですね。
気軽に会えなくなってしまった
今だからこそ、兄弟の大切さを強く実感するのです。
でも青波の無邪気に本質を突く様子に、
腹立たしさを抑えきれない私でした…。
どうしても弟より兄を、巧より青波を、
慎太郎より龍太郎を応援してしまいます…(?)

そして、お母さんが必死になる気持ちもよくわかります。
自分が大人になったからでしょうか、
お母さんに対していらだちは覚えないのです。
「こっちはこんなに心配しているのに、
何であんたはわかってくれないの!」と。
NHKドラマでは斉藤由貴さんがお母さん役を演じていました。
似合っていたのですが、斉藤由貴さんも
中学生の子供がいる役をする歳なのかぁとしみじみ…。
(残念ながらこのシーンは見逃してしまいましたが)
結局大人でも子供でも、人の気持ちを察するのは
難しいということなんでしょうね。
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